ウェルネス分野の新たな取り組みの背景には、それぞれのストーリーがあります。Mind Mattersの共同創設者であるGlory Gohにとって、その出発点は自身のリハビリの経験でした。
Suzhouでの自転車事故による外傷性脳損傷を経験した彼女は、ニューロフィードバックと脳トレーニングがもたらす人生を変えるほどの可能性を、自らの体験として知ることになります。
30年以上にわたり教育者および神経認知コーチとして活動してきた彼女は、専門的な知識と個人的な回復体験を融合させ、認知能力とメンタルウェルビーイングの向上に特化したウェルネス拠点「Mind Matters」を設立しました。
彼女のビジョンは明確でした。脳の健康を、年齢を問わず、誰もがアクセスでき、魅力的で、そして効果的なものにすること。 そして今、Mind MattersのイノベーションパートナーとしてNeeuro が加わり、そのビジョンはより具体的な形となりつつあります。
中国ではウェルネスや脳の健康への関心が高まる中、科学的知見に基づいて脳の働きを総合的に支えるサービスが、これから本格的に普及していく局面を迎えています。
学習支援、心理カウンセリング、神経発達のサポートが別々に提供されることも多く、学習・行動・脳の健康が本来持つ相互関係が十分に考慮されていないのが現状です。
Mind Mattersは、こうした隔たりを埋めるため、統合的かつ多分野にわたるモデルを提供しています。
このパートナーシップは、単なるテクノロジーの導入ではありません。目的を共有する協働なのです。NeeuroとMind Mattersは共に、メンタルウェルネスがより能動的で、予防的で、そして人々に力を与えるものとなる未来を形づくっています。
CogoをMind Mattersのエコシステムに組み込むことで、若い学習者は自己調整力という基礎的スキルを身につけ、それが学業面・私生活の成功につながる生涯の習慣へと発展していきます。
身体運動が体を鍛えるのと同じように、NeeuroFITは脳を鍛えるプログラムです。年齢を問わず利用でき、利用者一人ひとりの特性に応じて調整される構造化された認知トレーニングを提供します。
Mind Mattersは単なるウェルネスセンターではありません。そこには、回復力、希望、そしてメンタルウェルネスは育み、鍛えることができるという信念があります。
Neeuroの技術がこの取り組みを支えることで、本パートナーシップは中国をはじめとする各地の地域社会において、脳の健康への向き合い方に新たな選択肢を示していくことが期待されています。
NeeuroとMind Mattersの取り組みは、まだ始まったばかりです。CogoやNeeuroFITといったプログラムを通じて、心の健康がデータをもとに把握され、継続的に取り組めるものとして広がっていくことを目指しています。
Glory Gohの個人的な経験から始まった活動は、現在では科学とウェルネスの知見を取り入れながら、より健やかな心と、将来に希望を持てる社会づくりに貢献する場へと発展しています。
Neeuroについて
Neeuroは、ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)技術を活用し、ユーザーの神経的な俊敏性や脳のフィットネスを最大化することを専門とするグローバル企業です。2013年の設立以来、NeeuroはASTARによる臨床的に検証された研究に裏付けられた幅広いデジタル治療およびブレインフィットネス・ソリューションを展開してきました。ASTARは、シンガポールにおける最先端研究機関として広く知られています。
Neeuroの包括的な提供内容は、さまざまな神経学的課題に直面する子どもや大人に対して、補完的なメンタルヘルス支援の可能性を広げています。
Mind Mattersについて
Mind Mattersは、Glory Goh(創設者)、Jason Ho 博士(共同創設者・医師)、Daisy Wang(創設メンバー)という3名の専門性を生かした創設メンバーによって設立されました。
3人の創設者は、エビデンスに基づく介入を通じて認知面および感情面のウェルビーイングを高めるという使命のもと、科学、ウェルネス、そして実体験が交差する拠点としてMind Mattersを築き上げました。
翻訳・ローカライゼーション Misaki Ikemoto